ミカエルの秘密
ハンス=ヴェルナー・シュレーダー 小林直生 訳著
放射能の灰に覆われた世界の中で
いかに私たちは未来を描くか-
強い愛情に満たされた、最もラディカルな、待望の「ミカエル」論
「地球とキリスト」シリーズの第3巻
シュレーダー 「ミカエルの秘密を語る」
小林直生 「ミカエルの時代と原子力」
ミカエルの衝動は、自然を深く認識することに関わっています。
自然界の中に霊的なものを見ようとするとき、
私たちの中にミカエルの知性が働いているのです…
自然科学的な、特にゲーテの自然科学的なものは非常に重要で、
それを根本においた人智学的自然科学によって
私たちが地球を体験し、認識してゆく、
そして地球を愛すること、その愛することの中に、
キリストも働いてくるのです。
「ミカエルの秘密を語る」 より
原子力から出た灰に覆われた日本で生き、そして対抗するために、
良いと思われるすべてを行う勇気(ミカエル)、
苦しむ人々に共苦し愛を持って接する(キリスト)ことが
これからの日本を生きるために必要不可欠であると確信しています。
「ミカエルの時代と原子力」より