ヴァルター・クロース著 伊藤壽浩訳
目次より
1章 春・復活祭
見えないものが見えるようになる―凝縮と保持/根が最初に現れる/塩と石灰の形成力/感覚に働きかける石英と石灰の「秘密」/石灰と植物との多様な関わり/種子のなかの石灰/自然のなかの復活祭―死から生まれる生命/双子葉植物と蝶/珪素と宇宙からの生命/流動する水―地球の生命
2章 夏・ヨハネ祭
夏の開花/成長の抑制、燃焼
3章 秋・ミカエルの季節
灰と落下/成熟のとき―音と香り/地球の魂の呼吸/冬の体験/珪素と地中の光/秋の実りの力/熱帯と極地がもつ両極性/生と死の出会いがもたらす成熟と再生の力
4章 冬・クリスマス
灰の溶解/上昇する太陽による克服/植物の眠りと覚醒/種子の「鉱物化」/地中での水との出会い/自然界のクリスマス/錬金術と四つの原理/人間の内なる四季の諸力
四季折々の宇宙的広がり―ヴァルター・クロースの論文に寄せて フリードリッヒ・ベネッシュ
A4変型 128頁