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四大が織りなす風土としての 植物と人間

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四大とは
エレメント 熱的なもの・空気的なもの・水的なもの・地的なもの を中心とする、エーテル力と物理力からなる四つの三つ組みのこと -本文P37より抜粋


原植物は植物の霊的な原像である。
それは《四大が織りなす風土》を通して、
様々な種として地上に姿を現わす。

そもそも大いなる自然のなかには
人間以外にいったい何があるのでしょうか? 本当は何もないのです。
・・・地球外の環境に向かって伸びていく植物相との間の
相互作用に基づくもの、これらは嗅覚知覚そのものの中で、
いわば内面化される・・・。

イネ科はいわゆる風媒花です。
花粉は、風に乗って雄葱から光と熱に満たされた空気中に
まき散らされます、言わば宇宙的なアストラルと出会います。
そして雌葱の子房の中に受け入れられ、受精に至ります。

特定の植物から得ることができる薬剤は、
人間有機体の全体に等しく作用するのではなく、
──人間の”内なる風土”と呼び得る──
あれこれの有機的領域の上に選択的に作用します。
つまり、その薬草が効果を発揮するのは、薬草の育つ風土、
言いかえると、薬草自身が持つ内的な風土と、
それが処方される”人間の内なる(あるべき)風土"が
類似しているときなのです。
(本文より)

人間の内面こそが、
事物の理念的、内的なものが明らかになる舞台である。


CONTENTS
I はじめに
II 四大:四つのエレメント・エーテル・物理力の三つ組
III 四大と人間の魂
IV 風土と人類の文明・文化
V 三原理と三分節について
VI 感覚器官を通して植物と人間の間の類似性を考える
VII 風土と植物と人間
あとがき

丹羽敏雄 著
涼風書林 発行
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