繰り返される地上生と天界の死後生、
それらの人生の間を結ぶカルマ。
言わばその資産と負債が、ホロスコープの中に書き込まれる。
その作者は、ゴルゴダの秘儀を通して、
私たちに与えられた「私」=自我存在であり、
アセンダントの星座の選択の中に、その思いや意志は顕われる。
こうして、人間の人生の12のタイプが、
獣帯12星座を基にして産まれるに至る。
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12星座の秘密はそのシンボルの中に書き込まれている。
その深く豊かな隠された秘密を解き明かすことが、
自分の生き方、そして他者の生き方を理解する鍵となる。
12の人生のタイプのどれもが、
私たち自身によって選び取られ、そして、
叡智に満ちた星界からの贈り物である・・・
●目次
はじめに
| 人生の成長過程としての12星座の意味とそれらのシンボルの秘密
|| 地上に降り立った12星座としてのハウス・システム
||| アセンダントを通して顕れるカルマとしての人生の生き方
1 火の星座をアセンダントとする場合
2 地の星座をアセンダントとする場合
3 空気の星座をアセンダントとする場合
4 水の星座をアセンダントとする場合
あとがきに代えて
付録 シュタイナーによる12の気分
丹羽敏雄 著/解説