ルドルフ・シュタイナー講演録
「カルマ的関連の秘境的考察」
トーキーにおける3回の講演(1924.8.12-21)
コンスタンチノープルにおける第8公会議・・・
それは身震いするような出来事でした。
まさにここ地上で869年に霊の廃止が行われたとき、
あの天上の霊的世界において、ハールーン・アッラシードと
彼の助言者のアレキサンダー大王とアリストテレスとの・・・
出会いがとり行われたのです。
どのように宇宙的知性は求めることができるのか、
どのようにそれはこんにち求められなくなり、
しかしかつて求められたのか・・・
「ミカエル支配を通して、キリスト教が
1つのより深い意味の中で捉えられるべきである」という問が、
私たちの時代の大問題として私たちの前に立っている。
(本文より)
*
キリストは人類の中に太陽存在として生き、
自らを明らかにする・・・
私たちは今、時代を支配するミカエルを通して、
それを見出さねばならない。
●目次より
訳者による序文
| トーキーにおける3回の講演
第1講演 トーキー、1924年8月12日
第2講演 トーキー、1924年8月14日
第3講演 トーキー、1924年8月21日
付録:クリスマス会議についての挨拶と新しい協会
トーキー、1924年8月12日
挨拶/生き生きした霊的衝動としてのクリスマス会議について/
協会的なもの。部門とクラスについて
|| カルマ論を通して人生と人間の本質を探る
──カルマ論とゴルゴダの秘蹟──(訳者による解説
訳・解説 丹羽敏夫雄
涼風書林