人生の物語を求める人のための特別な一冊
・・・アントロポゾフィー的な観点から、
「バイオグラフィー論」をやさしく解く、必読の名著
自分のバイオグラフィーを客観的に振り返り、
それを静かに受け止めることは、
自分の人生を、そして自分という存在を
「責任」を持って引き受けることなのです。
呼吸には二様の恵みがある
空気を吸いこみ、それを吐きだす
前者は圧迫し、後者は爽やかにする
かくも見事に、生命は織り成されている
汝、神に感謝せよ、神が汝を圧迫するとき
そして神に感謝せよ、神が汝を再び解き放つとき
息を吸うとき私たちは目覚め、息を吐くとき…眠りに入る
（第６章「人間の成り立ち」より）
ゲーテが獲得した深い叡智がこの詩に現れている。
本書はゲーテ的科学を基に生きることの秘密を明示する。
ー チラシより引用ー
目次より
1 はじめに、原型的なバイオグラフィー
2 7年のリズムから見た人生
第1・21年期―身体の成長と育成
3 第2・21年期―魂の発達と育成
4 第3・21年期―霊性の発達と育成
5 受肉プロセスと離肉プロセス、鏡映関係
6 人間の成り立ち
7 おわりに
著者 丹羽敏雄 Toshio Niwa
理学博士・津田塾大学名誉教授。ゲーテ・シュタイナー的
科学、バイオグラフィー・ワーク、占星術、カバラを研究。
著書に『百合と薔薇』、『星々と木々』、『沈黙のコスモロジー』
など多数。翻訳に、リーヴァフッド著『人間と大地における
惑星の作用と生命プロセス』などがある。
