・シュタイナーの考えを基に乳児期から青少年期まで「教育と医学のつながり」から子どもの発達を心身ともに支える新しい子育ての本です。
乳幼児からの子どもたちを<その子らしく>育てていくための関わり方、気を付けることなど、医者の見方から本質的なことが詳細に述べられています。
30年以上のロングセラーの本で様々な言語に訳され、たくさんの人たちに読まれている本です。今の子どもたちの現状に合うように、常に補われ、編集されています。今回は、携帯電話と電磁波、予防接種などの問題について書き加えられています。
第1部 子ども時代の病気
痛み・発熱とその処置・呼吸器の病気・嘔吐、下痢、便秘・皮膚の病気と症状・アレルギー・よく知られた感染症・病気の意味について・病気をめぐる特別な問題
・病気の予防と健康の促進
第2部 健やかな成長のための基本条件
生後数か月の子育て・乳幼児期から幼児期へ・乳幼児期の栄養・子どもの発達と社会環境・(家族をつくる)ということ
第3部 教育を通しての健康
教育を通しての健康・予防医学としての教育・(教育)のしかたを学ぶには?・「意志」の教育・睡眠障害、その他の問題・学校問題・子どもの気質を見分け、育てる
・なぜ子どもに宗教教育が必要なのか・性教育・依存症を理解する・メディアと子どもたち・環境の有害物質と放射能
著者のミヒャエラ・グロックラーさんは、長くシュタイナー医療セクションの代表をされておられた方で、たびたび来日され講演もおこなわれています。
小児科診察室(増補改訂版)
シュタイナー教育・医学からの子育て読本-
著者:ミヒャエラ・グレッグラー+ヴォルフガング・ゲーベル
訳者:入間カイ
監修:<小児科診察室>研究会
ページ数:576ページ
サイズ:縦21.5cm×横16cm×厚み4cm