治療・教育・芸術…
すぺての活動の基礎としての「エーテル論」
拡大されたゲーテ=シュタイナー的自然科学を基に
根源の生命力を探る、必読の書
1985年に本書執筆半ばで急逝したマルティが遺した
至宝のようなエーテル論
本文には図版や挿絵が散りばめられている。
人間は生物のリズムを宇宙から解き放ちました。
それを通して人間は自由への可能性を自分の中に担う固有存在になりました。
拡大された自然科学の課題は、生物のリズムと生命活動を
絶えず宇宙の生命との関わりで研究することにあります。
＊
エーテル的造形諸力は、思考と同様に、知覚の場合にも
感覚や表象、概念の形成が織りなす魂的内容へとメタモルフォーゼするのです・・・
＊
宇宙の本性は進化の中で、光エーテルと化学エーテル、
生命エーテルの一部を自然の下へと押し込み、
それらを下部の自然の諸力へと変えました・・・
「これらの３つの"諸力"は、生命とは何の関係もない」と
確信をもって言うことができます。それらは構築はせず、解体します。
人間としての私たちの存在と地球への脅威の大部分が、
これらの諸力の使用に関わっています。
（本文より抜粋）
治療・農業・教育・芸術、、、
すべての活動の基礎としての「エーテル論」
拡張された自然科学であるゲーテ・シュタイナー的自然科学を基に
根源の生命力を探る、必読の書
エルンスト・マルティ（1903〜1985）
スイス、バーゼルで開業医を50年務める。イタ・ヴェークマン
の同僚。アントロポゾフィー医学協会創設者の一人として活躍。
インターンや医師のための教育に携わり、オイリュトミー療法
などの研究を続けた。とくにエーテル的諸力と生命力、薬剤製
法における累乗強化プロセスなど、基礎的研究に生涯を捧げた。
