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人間のための銀行 -社会運動としてのGLS銀行のあゆみ

販売価格: 2,640円(税込)

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世界で最初のエコ・ユニバーサル銀行「GLS銀行」の全貌を伝える、待望の書


60〜70年代に生まれたボッフムGLS信託と共同体銀行は、この時代の人々が抱いた疑問や不安に[人間のための金融機関]をモットーに、精神的思想的な面を重視しながら実践活動を続けている銀行です。人々がお互いに支えあい働いていけるような普遍的、人間的な銀行の姿を目指し、そのための方法論をつくり、柔軟に対応可能な諸条件のシステムを生み出してきました。個人や市民運動から具体的に求められる様々な要望に、創造的な考え方を用いつつ、どのように答えていったか、またそれがなぜ可能であったかなど、著者は具体的に多くの例を用いて紹介しています。

 一人一人の小さな創造力が社会を大きく変える

自然界や人間の未来のためにも、
これ以上地球に負担をかけてはなりません。
銀行は自然環境を重視し、
持続可能な経営を努力する施設や人々を支援することで、
大きな貢献をすることができます。

      
「地球は経済活動の対象や商品であってはならず、土地は抵当にすることも許されない…」
シュタイナー

    
お金を支払いの手段にしか使われないのであれば、私たちはこの世の中をさほど変えることはできません。
しかしながら同じ考えをする多くの人たちと共に行動すれば、生産発展を確実に促進することができ、その結果消費者は世界に動きをもたらす事ができるのです。
(引用/チラシ・本文抄訳)

目次
日本語版への序文/パウル・マッカイ
1 GLS信託と共同体銀行の始まりと発信力
2 公益信託事業団
3 ある企業家の事業参加
4 信託の出発点としてのバルクホフ弁護士事務所
5 バウク農場――未来の農場への一つの例
6 土地を投機の対象にさせないこと
7 新しい所有権関係が新しく展望をひらく
8 フーレンハーゲン――農業におけるもう一つの例
9 週末の旅行
10 そのほかの様々な分野にも色々な課題が
11 信託の色々な使命
12 新銀行の設立の諸理念
13 公益信用保証組合
14 信託とGKGの統合
15 産業提携の試み
16 ノイグス社
17 共同体銀行
18 利子形式の問題
19 最初の信用貸し
20 貸借共同体
21 農業共同体
22 流動資産共同体
23 経済共同体
24 教育の場としての銀行
25 国際協力
26 銀行と社会
・主要人物略歴紹介
・訳註
・訳者解説


著者 ロルフ・ケルラー
翻訳 村上祐子+村上介敏
解説 小林直生

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